 ATEN (エイテン)ジャパン株式会社は、コンソール用のDVIモニターの表示を分割して、製品に接続された4台のDVIソースデバイスを出力し、ここから選択したデバイスのキーボード・マウスを操作することができる、モニター分割切替器の新製品「CM1164」を発表します。出荷開始日は6月13日です。 本製品は用途に応じてソースの出力レイアウトを自在に変えられる、多彩なディスプレイモードを特長とします。一箇所から複数のシステムを統括してモニタリングできるため、監視系のシステムへの活用に適した製品です。
製品の主な特長とメリット - 柔軟性に富んだ多彩なディスプレイモード
本製品はモニタリングに便利なディスプレイモードを3種類提供しています。デフォルトでは選択デバイスの出力をフルスクリーンで表示(フルスクリーンモード)しますが、最大4台のコンピューターを1画面に同時に表示(クワッドビューモード。図1参照)したり、選択したソースを中央に表示し、その他のソースを1~3つの小さなウィンドウで表示(ピクチャ・イン・ピクチャモード、またはピクチャ・バイ・ピクチャモード デュアル/トリプル/クワッド。図2参照)したりすることもできます。
- DCC(デイジーチェーン・コントロール)機能
最大3台のCM1164をデイジーチェーン接続で追加すると、最上位のステーションに接続されたキーボードとマウスを使って最大16台のコンピューターを操作することができます。
- ディスプレイモードでの表示位置や大きさをマウスで簡単に変更できる「チャンネルエディター」機能
クワッドビューモード、およびピクチャ・イン・ピクチャモードやピクチャ・バイ・ピクチャモードの各ディスプレイモードで、ソースの出力が表示されるセクションを「チャンネル」と呼びます。「チャンネルエディター」機能を使うと、このチャンネルの表示位置や大きさ(大/中/小の3段階)をマウスで簡単に変更することができます。目的に合わせて自由にレイアウトすることが可能です。
- 直感的な操作を実現する「ハードウェアカーソルモード」機能
「ハードウェアカーソルモード」を有効にすると、接続されているコンピューター自身のカーソルとは別に、チャンネルを操作することができる黒いカーソルが表示されます。このモードでは、選択するコンピューターを切り替えたり、チャンネルエディター機能でチャンネルの表示位置や大きさを変えたりする操作も、ウィンドウ表示形式のアプリケーションのように、直感的に扱えるのが特長です。
- 日本語対応多言語OSD搭載
本製品には、日本語をはじめとした多言語対応のOSDを搭載しています。初めて製品に触れる人も直感的に操作することのできるユーザーフレンドリーなインターフェースを提供します。
標準売価および出荷開始日 製品型番 | 製品名 | 標準小売価格(税抜) | 出荷開始日 | CM1164 | 4ポートDVIモニター分割切替器 | 218,000円 | 2013年6月13日 |
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