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32ポートKVM over IP オムニバス・ゲートウェイ

新製品
KG0032
  • リモートKVM over IPアクセス用に最大32の独立した接続を提供
  • アレイビューとコントロールビューに対応した直感的なWinClient AP - ユーザーは全サーバーを監視し、特定のサーバーを同時に制御可能
  • Panel Array Mode™ Live+ – 設定可能なマルチスクリーン・レイアウトで、全ポートから出力された動画フィードをリアルタイム監視
  • TLS 1.3データ暗号化とRSA 2048ビット証明書をサポートし、ブラウザーからのユーザーログインを保護
3年保証
HDMI
TRUE 4K
国内在庫品
最大5年オプション保証対応_ゴールド

IT/OTの融合がイノベーションの最前線にある現代のビジネスにおいて、持続可能性は極めて重要な要素です。この融合により、競争力が高まるだけでなく、特にデータのセキュリティーとネットワークの稼働時間に関する市場要求への対応力も向上できます。業界のデジタル化に伴い、ITとOTの相乗効果を強化するサイバーセキュリティーの役割は非常に重要になっています。

DigiKVM™ – KG0032 は、このようなデジタルシフトを形にする製品です。このオールデジタルKVM over IPオムニバス・ゲートウェイは、サーバールームやデータセンターなどでデジタル変革を推進します。本製品によりセキュアなポータルを通じてリモートサーバーへのアクセスと統合管理が実現できます。接続されたKVM DigiProcessorのデータ信号の種類を問わず、全ての伝送がデジタル化・保護されるため、映像による監視が高い視覚的精度で、かつ迅速に行えるようになります。

オールデジタルのKVM over IPソリューションは、堅牢なセキュリティーと汎用性の高いOS互換性を備えています。また、アウトオブバンド(OOBM)接続による信頼性の高い手段を提供することで、特に帯域内接続が侵害された場合に備えたリモートITアクセス管理が可能です。本ソリューションの導入により、地理的に分散した企業のIT部門はサービスを迅速に復旧し、業務のダウンタイムを最小限に抑えられるといったメリットが得られます。

デジタルツイン・モデルでデジタル化を促進

KVM over IPオムニバス・ゲートウェイとKVM DigiProcessorを導入すると、生産ラインで収集された機器データをリモートコンソール経由でリアルタイムに監視・処理できるため、作業のために生産ラインやクリーンルームへ出入りを繰り返す必要がなくなります。このアプローチでデジタルツイン・モデルを構築して、生産ラインのプロセスを合理化し最適化することで、製造のデジタル化が促進されます。

不測の事態に備えたアウトオブバンド管理

管理ネットワークと生産ネットワークを分離すると、ITオペレーターは生産ネットワークのダウンタイム中に、管理ネットワークに接続されたKVM over IPオムニバス・ゲートウェイからトラブルシューティング(例:ソフトウェアのパッチ適用、イメージのアップデート、再起動など)や、BIOS経由でのサーバーのシステム保守をタイムリーに行うことが可能になります。この方法はエンドツーエンドでデータとワークフローを安全に保ちながら、不測の事態における緊急措置としての役割を果たします。

堅牢なセキュリティーで保護されたオールデジタルKVM over IP伝送

クローズドシステムに独自のOSを搭載しているKVM over IPオムニバス・ゲートウェイは、追加のソフトウェアのインストールや設定を必要とせずに、セキュアなシングルポータルを提供してPC/サーバーに対するBIOSレベルの接続を一元化します。全てのサーバーは、Java不要のHTML5 WebClient ビューアまたは高度なWinClientビューアを介してリモート アクセスすることができ、TLS 1.3 および FIPS 140-2 Level 1による暗号化で保護されたオールデジタルKVM over IP データ送信を実現します。

いつでも、どこからでも、リアルタイムで同時にリモートアクセス

オールデジタルのKVM over IPオムニバス・ゲートウェイを使用すると、最大32名のリモートユーザーが、いつでも、どこからでも、接続サーバーに対してリアルタイムで同時アクセスできます。サーバー接続を最大100m離れた場所まで延長しても、キーボード・ビデオ・マウスのスムーズな同期により、優れたFHD映像とスピーディーなユーザー・エクスペリエンスを提供します。

Panel Array Mode™ Live+ for Multi-View Monitoring in Clarity

Panel Array Mode™ Live+ でリアルタイム監視が簡単になります。専用サーバーのコンテンツが24ビット True Colorで最大1920×1200@60Hzの制御ビューウィンドウに表示され、全てのサーバーから出力されたビデオが必要に応じて可変のマルチビューのグリッドレイアウトで表示されます(最大4×8)。制御ビューとアレイビューの両方でビデオが非常にスムーズにライブストリーミングされるため、状況認識に最適な環境が整えられます。

バーチャルメディアからサーバーを即アップデート

メディアをリモートサーバーにマッピングして、タイムリーにトラブルシューティングすることで、出張コストを削減し、MTTR(平均修復時間)を最小限に抑えることができます。標準的なIP-KVMスイッチの10倍のスピードで処理できる優れたデータ転送速度(読み取り:265Mbps、書き込み:188Mbps)により、ファームウェアのアップグレード、診断テスト、ファイル転送、およびソフトウェアとアプリケーションのパッチ適用といった作業を、どのコンソールからでもスムーズかつ迅速かつ簡単に実行することができます。

優れたハードウェア性能によりシステムの信頼性とユーザビリティーを強化

オムニバス・ゲートウェイに4基搭載されているサーバーグレードのスマートファン・モジュールは、全体的なエアフロー効率を促進してシステムの信頼性を強化します。システムがアイドル状態または負荷が軽い場合、ファンは40dBA未満の低いハム音で動作します。さらに、フロントパネルのボタンを使用すると、デバイスの設定やシステムの再起動を迅速に行うことができます。また、ボタンからロックを掛けることで、不正アクセスからシステム設定を保護することもできます。

業界で最もコンパクトなKVM DigiProcessorでラックスペース効率を最大化

KVM DigiProcessor は、VGA・DVI・HDMI・DisplayPortの各種インターフェースのモデルをラインナップしています。同等の製品に比べて25%軽量で、サイズは1/4となり、ラック内サーバー接続が最適化されます。曲げ防止のSRマウント用ハンガーにより、ラック内の設置が柔軟かつ安定して行えます。また、ラックへの結束時におけるデバイスの脱落防止のために、へこみ溝を本体の両側に設けています。さらに、システムの信頼性が確保できるように、放熱フィンのエアフロー効率を高めています。

適用シーン

オールデジタルKVM over IPは、包括的なサーバー管理によるシームレスなIT/OT統合を促進し、
デジタル変革に向けて加速する各種産業アプリケーションに最適なソリューションです。

 

ITインフラの管理

  • BIOSレベルでのアクセスs
  • 優れたデータ転送速度で処理できるバーチャルメディア
  • TLS 1.3 およびFIPS140-2 暗号化

情報の可視化

  • 接続サーバーに最大132名のリモートユーザーが同時アクセス可能
  • リアルタイムのリモート監視・制御
  • Panel Array Mode Live+ を使ったライブストリーミング
 
 

生産ラインの自動化

  • 遅延のない遠隔制御
  • リアルタイムのリモート監視と機器アクセス
  • Panel Array Mode Live+ で生産ライン機器のビデオ出力をライブ配信

リモート監視・制御

  • 接続サーバーに最大32名のリモートユーザーが同時アクセス可能
  • Panel Array Mode Live+ 使ったライブストリーミング
  • 優れたデータ転送速度で処理できるバーチャルメディア
 

製品比較

 

同梱品

  • フットパッド×1(4pcs)
  • マウントキット×1
  • 制御ターミナルブロック×2
  • 電源ケーブル×2
  • Lok-U-Plug ケーブルホルダー×2
  • Lok-U-Plug セットアップツール×1
  • クイックスタートガイド×1

KVM over IP オムニバス・ゲートウェイ KG0032は、最大32台のサーバーに対してネットワーク経由でのアクセス・監視・制御が行える製品です。従来のIP-KVMスイッチとは異なり、クライアントユーザーからサーバーまで一貫したオールデジタルKVM構造を採用しており、長距離延長でも安定したスムーズなビデオ表示を保証します。全てのサーバーステータスを同時に監視し、コントロールビューで特定のサーバーを制御するのに便利な機能を備えているため、サーバールーム、データセンター、コントロールルーム、ブロードキャストなどのアプリケーション、および製造ラインといった環境におけるシステム管理への導入に適しています。

注意:より堅牢な管理と制御が実現できるよう、WinClientアプリの使用を推奨します。パフォーマンスと使用状況は、ユーザーのハードウェア構成によって異なる場合があります。8GB以上のRAM、デュアルコアCPU、およびOpenGLをサポートするグラフィックカードが必要です。また、使用するブラウザーが最新であることをご確認ください。

  • ハードウェア
    • 高密度なポート・レイアウト - 1Uサイズの筐体に最大32ポートのRJ-45コネクターを配置しCat 5e/6ケーブルで接続
    • 最適なオールデジタルKVM over IP伝送 - ノイズ耐性、信号品質の維持、効率的な圧縮・保存により、長距離でも信頼性の高い伝送を実現
    • Cat 5e/6ケーブル経由で解像度1920×1200@60Hzの映像を信号干渉を受けず低遅延で最大100m延長
    • リモートKVM over IPアクセス用に最大32の独立した接続を提供
    • 10Gネットワークインターフェースを2ポート搭載 - ネットワークの二重化や、異なる2つのIPアドレスの割り当てが可能
    • LCDパネル - 接続状況、通知、システムアラートメッセージをリアルタイムで提供
    • 接続状況とハードウェアの状態をLED表示
    • マルチプラットフォームのサーバー環境 - Windows、Mac、Linux
    • 全周通気シャーシ設計により通気効率が向上 - フロントパネルの両側に冷気吸入を誘発し、バックパネルの通気孔を介して熱を放散
    • 電源冗長性を備えたデュアル電源



  • 管理
    • 接続されているサーバーに対して、32の独立した接続を同時に共有
    • アウトオブバンド・アクセス
    • グリーンITファン - 温度によって速度を自動調整
    • イベントログおよびWindowsベースのログサーバー
    • イベント通知 - SMTPメール、SNMPトラップ、およびSMS(追加でモバイルデバイスが必要)による通知をサポート
    • イベント通知先 - イベントログはログサーバー、SyslogサーバーおよびUSBドライブに保存
    • ファームウェアアップグレード対応
    • ポート共有モード - 複数ユーザーからサーバーに対して同時アクセス可能
    • IPv4およびIPv6をサポート



  • 使いやすいインターフェース
    • アレイビューとコントロールビューに対応した直感的なWinClient AP - ユーザーは全サーバーを監視し、特定のサーバーを同時に制御可能
    • Panel Array Mode™ Live+ – 設定可能なマルチスクリーン・レイアウトで、全ポートから出力された動画フィードをリアルタイム監視
    • ブラウザーおよびAP GUIは統一された多言語インターフェースを提供 - ユーザートレーニング時間を最小限に抑え、生産性が向上
    • WebClient経由でマルチプラットフォーム・クライアントをサポート(Windows、Mac OS X、Linux)
    • マルチブラウザー対応 - Edge、Chrome、Firefox、Safari、Opera
    • HTML5 WebクライアントビューアによるWebフレンドリーなKVM over IPアクセスをサポート - ユーザーは、Javaまたはブラウザープラグインのインストールなしで、接続されている全てのサーバー・PCにリモートアクセス可能
    • バーチャルリモートデスクトップ画面はフルスクリーン表示、またはリサイズ可能なウィンドウ表示が選択可能
    • キーボード・マウスのブロードキャスト - キーボードとマウスの信号を全てのサーバーで同時に複製可能



  • セキュリティー
    • 高度なセキュリティー - 組み込みのFIPS 140-2 認定OpenSSL暗号化モジュールをサポート
    • 外部認証対応 - RADIUS、LDAP、LDAPS、MS Active Directory
    • TLS 1.3データ暗号化とRSA 2048ビット証明書をサポートし、ブラウザーからのユーザーログインを保護
    • キーボード・マウス、ビデオ、バーチャルメディアの各信号を暗号化可能(56ビットDES、168ビット3DES、256ビットAES、128ビットRC4、ランダムより選択)
    • IPアドレスやMACアドレスによるフィルタリング機能
    • サーバーへのアクセス権限や操作権限をユーザー単位やグループ単位で設定可能
    • CSR自動生成機能およびサードパーティー機関による認証に対応



  • バーチャルメディア
    • 10G環境で従来の約10倍の速度で伝送できるバーチャルメディア - ファイル転送、OSのパッチ適用、ソフトウェアのインストール、診断テストに最適
    • USB対応サーバーはオペレーティングシステムおよびBIOSレベルで動作可能
    • USB 2.0 DVD / CDドライブ、USB大容量ストレージデバイス、PCハードドライブ、およびISOイメージをサポート



  • バーチャルリモートデスクトップ
    • ビデオ品質の調整(モノクロの色深度やバンド幅の増減など)によってデータ転送速度を最適化
    • Mouse DynaSync™ – リモートマウスの動きを自動的に同期
    • 多言語対応のオンスクリーンキーボード
    • トラブルシューティングのためにBIOSレベルでアクセス可能
コンソール接続数
ローカルN/A
リモート32
コンピューター接続数
ダイレクト32
ポート選択GUI
コネクター
USBポートUSB Type-A メス×2(将来的な拡張用に予約済み)
KVMポートRJ-45 メス×32
SFP+アップリンクポートSFPスロット×2
シリアルRJ-45 メス×2(将来的な拡張用に予約済み)
電源IEC 60320 C14×2
入力2ピン DI×2(将来的な拡張用に予約済み)
リレー3ピン リレー×2(将来的な拡張用に予約済み)
スイッチ
リセットピンホール型スイッチ×1
電源ロッカースイッチ×2
LED
KVMポート32(Green)
電源2(Green)
パネル仕様
サイズ1.6インチ
解像度128×64
プッシュボタン
選択ボタン×3 (Up、Down、Enter)
エミュレーション
キーボード/マウスUSB
解像度
リモート1920×1200 @ 60Hz
電源仕様100~240V、50~60Hz、1A
消費電力AC110V:46.8W:160BTU
AC220V:46.9W:160BTU
動作環境
動作温度0~40℃
保管温度-20~60˚C
湿度10~80% RH、結露なきこと
ケース
ケース材料メタル
重量6.53 kg
サイズ(W×D×H)433.6×379×44 mm




VISIOステンシル

KG0032-visio.vss (621 KB)

説明バージョンリリース日ファイル名
Firmware Upgradev1.0.0692023-11-15 kg0016-kg0032-v1.0.069.zip
OS説明バージョンリリース日ファイル名
MIBファイル
MIB Filesv1.0.0642023-11-15 KG-MIB-File-v1.0.064.zip
お問い合わせ、技術サポートはATEN eServiceまで