導入までの背景
スポーツテレビ局、株式会社ジェイ・スポーツは2022年6月に東京・青梅のテレコムセンタービルの新本社に放送設備を移転して運用を開始しました。
移転に伴う設備更新では、
1)ネットワーク接続によるセキュリティ対策とネットワーク管理の問題
2)遠隔操作時に担当者が操作端末に移動するロスは避ける
という点が課題になっていました。
今回 ATEN製品を採用した背景には、10年以上前に導入したATENのKVMが安定稼働していたことがあります。こうした実績から、ATENの製品であれば信頼できると考え、マスター環境で利用するIP-KVMスイッチとして選定しました。ATENからデモ機を貸してもらい、負荷テストができたのも助かりました。移転前にはATENの神田ショールームでオンライントライアルでリモートのテストもしました。
■株式会社ジェイ・スポーツ
技術本部 運用統括部 副部長 髙橋健太郎様(写真中)
技術本部 運用統括部 奥野篤史様(写真左)
■株式会社トラストネットワーク
送出技術課 サブチーフ 増田翔太様(写真右)
【ご担当業務】テレビ番組の送出及び監視、機器の管理
資料を読む技術本部 運用統括部 副部長 髙橋健太郎様(写真中)
技術本部 運用統括部 奥野篤史様(写真左)
■株式会社トラストネットワーク
送出技術課 サブチーフ 増田翔太様(写真右)
【ご担当業務】テレビ番組の送出及び監視、機器の管理


構成図

※ KN8132Vは2023年1月11日に販売終了しました。
導⼊現場の写真

▲テレビマスター監視室。監視対象の4つのソースの送出端末をIP-KVMスイッチ経由で表示。責任者1名が全体を監視

▲テレビマスター監視室にあるマルチポートIP-KVMスイッチ(KN8132V)

▲テレビマスター監視室にある監視用コンソールのひとつ。KVM over IPコンソールステーション(KA8288)を設置

▲サーバルーム内でもATENのドロワーを用い、サーバーを操作
製品を使用した感想
今回導入したKN8132Vは、マスターと災害情報、回線センター、字幕室といったオンエアにかかわる4つのシステムと接続して使っています。マスター環境では、現行機とバックアップで2台を配置しています。こうしてマスターで4つソースをKVMスイッチでつなぎ、責任者がひとりで全体を監視できるようにしています。また絵と音を重視する構成ではKA8288を使っています。
現在、移転後の運用を開始して1年以上が経ちましたが、安定稼働しています。
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