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導入までの背景

 株式会社昭電では、落雷検出装置(TMZ-1000)の開発・販売を⾏っている。落雷検出装置は、冬季雷が多い⽇本海側地域の⾵⼒発電設備への設置が義務付けられている。発電⽤⾵⾞は安定した⾵を得る為に⼭頂や洋上などの僻地に設置されることが多く、落雷データを収集する際は、そのような僻地に赴いてUSBメモリへ取り込み回収する作業が必要であった。
そこでATENの「シリアルデバイスサーバー」を落雷検出装置に組み込むことで、いつでもどこからでもリモートで落雷データを収集できるようにし、工数・時間・コストの大幅な削減に貢献する製品を開発した。

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構成図

製品を使用してみた感想・
今後の展開について


株式会社昭電 雷対策システム部 宮本 桂 様

 従来は、落雷検出装置(TMZ-1000)のある⾵⾞まで出向き、USBメモリで落雷データを取得、回収していました。⾵⾞は⼭頂や洋上などの現地に赴くのが難しい環境に建てられることが多い為、リモートでデータ取得をしたいとお客様から要望が出ていました。

 落雷検出装置が、RS-232C信号にのみ対応していた装置であったため、要件に最適な製品を探し求めていた際に⾃社のICT・通信ネットワーク分野を専⾨とする部署より紹介を受け、ATENのシリアルデバイスサーバーにたどり着きました。落雷検出装置(TMZ-1000)内に組み込むことで、遠隔からネットワーク経由でデータを確認及び取得、回収ができるようになりました。

 当製品は⾵⼒発電設備以外にも中継所・電波塔などの雷被害の起こりうる場所への導⼊を予定しております。今後の展開としては、脱酸素社会(再⽣可能エネルギーの活⽤)事業で⾵⾞の建設ラッシュが起きた場合に需要が増える可能性があり、北海道など、より寒い地域での利⽤に対応できる製品を提供していく予定です。 それに向けて、ATEN社には広範囲の温度帯域に対応し得るカスタマイズ品の開発に尽⼒頂いているため、更なる期待を寄せています。

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