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導入までの背景

 札幌テレビ放送株式会社では、テレビマスター設備の更新に伴い新仕様の検討をしていた。従来のテレビマスターでは、端末のログ等の確認でマスター監視室からラック室への移動が必要で、端末やサーバーも多く、深夜帯など2名勤務体制の監視において1名がラック室へ移動すると監視者が1名となる課題があった。

また新マスターでは端末画面の複製信号をHD-SDI信号にする必要があったため、導入するドロワーは1920×1080で表示できることが必須要件だった。マスターメーカーからの仕様提案を踏まえた上で、より要件に合う製品を探し求めたところ、ATEN製のIP-KVMスイッチとLCDドロワー、およびコンソールステーションにたどり着いた。

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構成図

製品を使用してみた感想・
今後の展開について


札幌テレビ放送株式会社 技術局 成田 誠一 様
STVメディアセンター株式会社 放送技術部 安宅 正伸 様


 テレビマスター更新の際に、「IP-KVM」を用いた新仕様の検討をしていました。当初、マスターメーカーからの仕様提案では、ラック毎に他社製の1Uドロワーを設置予定でしたが、追加機器のラック実装や配置などを確保するためドロワー数を減らす必要がありました。そこで、より要件に合う製品を探していたところ、ATEN製品にたどり着きました。

 もともとATEN製品は、前々のマスターからKVM延長器や分配器、CPU切替器などを多く使用していたため操作性などに馴染みがありました。また「解像1920×1080で表示できること」がドロワーの必須要件でした。検討していた当時は、ATEN製品以外のメーカーで要件を満たす機器が無く、採用の大きな決め手となりました。さらに、製品が一般的に普及しているため、故障時やリプレイスの際に入手困難にならないことも安心できる点でした。

 IP-KVMスイッチにおいては、モジュールを変えることで入力信号に制限がなく表示できることと、OS非依存で操作できることでテレビ送出の制御に影響がでないことが選定のポイントとなりました。また、KVMスイッチと端末のモジュールはCat5eケーブル1本での接続なので、増設や移動の作業が行いやすくなったこともメリットです。

 製品導入後は、リモート(監視室)から端末の監視・操作が行えるようになったため、従来必要としていた移動を減らすことができ、業務の見直しへと繋がりました。また、当初設置予定だった他社製品の組み合わせと比較して、ドロワーの数を減らすことができたため、ラック実装にも余裕を持つことができ、省スペース化に貢献できています。

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