32入力32出力モジュール式マトリックススイッチャー(ビデオウォール対応)
VM3200
- 対応入出力ボードを組み合わせて、32台のビデオソースと32台のディスプレイを自由に切替
- 簡単操作 - フロントパネルプッシュボタン、RS-232/422/485制御、ブラウザベースGUI、Telnet
- 最大4K解像度対応
- 異なる解像度のビデオ信号に対応するため、出力ポート毎にスケーラー機能を搭載
- シームレス切替 - 継続的なビデオストリーム、リアルタイムな切替、安定した信号送信が可能
本製品は対応ボードの一部にHDBaseT技術を使っています。ツイストペアケーブルの選定、導入工事にあたっては、右バナーリンク先の「ATEN HDBaseT製品導入時の注意点」に従い、適切な環境をご用意ください。
Interop Tokyo 2017「Best of Show Award」特別賞受賞製品
32入力32出力モジュール式マトリックススイッチャー(ビデオウォール対応)VM3200は、一つの筐体からローカルやリモートにある複数のA/V入力機器とディスプレイにアクセスして、これらの機器をリアルタイムで操作することができます。
ユーザーは、VM3200のフロントパネルにあるボタンを押すだけで、ビデオやオーディオコンテンツを個別に切り替えて、様々なモニター、ディスプレイ、プロジェクターやスピーカーへ直接送信することができます。本製品に搭載しているスケーラー機能により、ビデオフォーマットをエンコードするので、シームレスでリアルタイムな切替を提供します。フロントパネルのLCDには、動作中のポート接続がわかりやすく表示されます。オプションでEDIDモードを選択すれば、異なるモニター間でも最適な解像度を得ることができます。
VM3200は、簡単に拡張できるように、ATENのホットプラグ対応I/Oボードを提供しています。VM3200は自動信号変換機能を備えているため、HDBaseT(VM7514/VM8514)、HDMI(VM7804/VM8804)、DVI(VM7604/VM8604)、3G-SDI(VM7404)およびVGA(VM7104)等、様々なビデオインターフェースを組み合わせて使用することができます。本製品は、放送局、交通機関のコントロールルーム、救急サービスセンター等の大規模でハイスピードなA/V信号の送信を必要とする用途に最適です。
同梱品
- 電源コード×1
- 5極着脱式ターミナルブロック×1
- クイックスタートガイド×1
- ファンモジュール×1
- 電源モジュール×1
- ATENモジュール式マトリックスソリューションと組み合わせて、32台のビデオソース機器と32台のディスプレイを任意に接続可能
- 本体の設定方法 - フロントパネルプッシュボタン、RS-232C/RS-485/RS-422シリアルポート経由、ブラウザベースのGUI、Telnet
- 解像度 - 最大4K※1
- シームレス切替 - ATEN FPGA搭載により、継続的なビデオストリーム、リアルタイムな切替、安定した信号送信が可能※2
- 4K対応スケーラー - 入力機器の解像度を出力ディスプレイの実効解像度に合わせてスケーリング可能
- ビデオウォール出力対応 - ビデオウォールのレイアウトはわかりやすいブラウザGUI経由で簡単に設定可能
- ライブストリーミング機能 - 1系統のソースをWeb GUI経由でライブストリーミングできるため、出力の確認が容易に
- Web GUIにて接続したビデオチャネルのライブストリーミングやビデオウォールのレイアウトの画像プレビューが可能
- カレンダーベースのスケジューリング機能で、接続プロファイルをリアルタイムクロックと同期させて再生可能
- EDIDエキスパート機能(エミュレーション機能) - 自動/手動で適切なEDIDモードを選択可能
- オーディオ対応 - HDMI信号からのディエンベデッドおよびアナログステレオオーディオのエンベデッドに可能(VM7804/VM8804、VM7814/VM8814)
- 双方向RS-232Cチャンネル - Web GUIを介して接続したシリアルデバイスを同時に制御可能
- オプションの冗長電源で、ミッションクリティカルな用途でも信頼性を確保
- ビデオマトリックススイッチャーコントロールアプリを使用することにより、映像機器へのアクセス性と操作性が向上
- メンテナンスが容易で互換性の高いホットスワップ対応入出力ボード、ファンモジュールおよび電源モジュール
- ロングリーチモード対応 - HDBaseT入出力ボードとATEN HDBaseT クラスA対応のエクステンダーを併用して最大 1080p@150m
- HDCP 2.2準拠※3
- HDMI(3D、Deep Color、4K)準拠※3
- CEC対応※3
- HDMI ESD保護機能搭載※3
- ラックマウント(9U)対応
- ファームウェアアップグレード対応
- アルミフレームを採用した軽量デザイン
※1 対応する4K解像度は、3840×2160@30Hz(4:4:4)、3840×2160@60Hz(4:2:0)、4096×2160@30Hz(4:4:4)、4096×2160@60Hz(4:2:0)です。尚、対応解像度は、ご使用になる入力ボード/出力ボード等によって異なります。詳細は、入力ボードおよび出力ボードのWebページをご確認ください。
※2 シームレス切替を有効にした場合、ビデオ出力は3D、Deep Colorやインターレース解像度(例:1080i)を表示できません。これらの機能を使用する場合は、シームレス切替機能を無効にしてください。
※3 入出力ボードにより対応可否が異なります。
デバイス接続数 | 32 |
ディスプレイ接続数 | |
最大 | 32 |
ビデオ入力 | |
インターフェース | 入力ボードに準ずる※1 |
ビデオ出力 | |
インターフェース | 出力ボードに準ずる※1 |
最大入力接続数 | 8 x Slot |
最大出力接続数 | 8 x Slot |
オーディオ | |
入力 | 入力ボードに準ずる※2 |
出力 | 出力ボードに準ずる※2 |
制御 | |
RS-232C | コネクター: DB-9ピン メス×1(Black) シリアル制御 ピンアサイン: ピン2 = Tx、ピン3=Rx、ピン5= Gnd ボーレート/プロトコル: ボーレート:19200、データビット:8、ストップビット:1、パリティ:無、フローコントロール:無 |
RS-485/RS-422 | 5極着脱式ターミナルブロック×1 |
イーサネット | RJ-45×1 |
解像度 | |
対応解像度 | ・VM7584/VM8584:最大4K※3 ・VM7514/VM8514:最大4K※3、4 ・VM7904:最大4K※3 ・VM7824/VM8824:最大4K※3 ・VM7804/VM8804:最大1920×1080 ・VM7814/VM8814:最大4K※3 ・VM7604/VM8604:最大1920×1200 ・VM7104:最大1920×1200 ・VM7404:SD:625i(PAL)/525i(NTSC)、HD/3G:最大1920×1080 |
最大データ伝送速度 | 15.2 Gbps |
規格準拠 | HDMI(3D、Deep Color、4K※3、4)、HDCP 1.4、CEC、HDBaseT |
最大距離 | ・VM7514/VM8514:100m※4 ・VM7804/VM8804:15m ・VM7814:1.8m ・VM8814:15m ・VM7604/VM8604:5m ・VM7104:1.8m ・VM7404:SD:300m、HD:150m、3G:90m |
EDID設定 | EDIDモード:デフォルト / ポート1 / リミックス / カスタマイズ(EDIDウィザード対応) |
コネクター | |
電源 | 3極AC電源ソケット×1 |
電源 | |
最大入力電力定格 | AC 100~240V; 50/60Hz; 10A (日本仕様はPSE対応 3P/100V電源コードを同梱) |
消費電力 | AC110V:800W:239BTU/h AC220V:800W:236BTU/h 注意: ● ワット単位の測定値は、外部負荷がない場合の装置の標準的な消費電力を示します。 ● BTU/h単位での測定値は、デバイスに完全に負荷がかかった状態の消費電力を示します。 |
動作環境 | |
動作温度 | 0~40℃ |
保管温度 | -20~60℃ |
湿度 | 0~80% RH、結露なきこと |
ケース | |
ケース材料 | メタル |
重量 | 18.20 kg ( 40.09 lb ) |
サイズ(W×D×H) | 482×472×399 mm |
同梱品 | 電源コード×1 5極着脱式ターミナルブロック×1 クイックスタートガイド×1 ファンモジュール×1 電源モジュール×1 |
対応入出力ボード | 《光ファイバー》 VM7584(入力ボード)、VM8584(出力ボード) 《HDBaseT(RJ-45)》 VM7514(入力ボード)、VM8514(出力ボード) 《HDMI》 VM7804/VM7814/VM7824(入力ボード)、 VM8804/VM8814/VM8824(出力ボード) 《DisplayPort》 VM7904 (入力ボード) 《DVI》 VM7604 (入力ボード)、VM8604(出力ボード) 《VGA》 VM7104(入力ボード) 《3G-SDI》 VM7404(入力ボード) 《DVI》 VM7604 (入力ボード)、VM8604(出力ボード) 《VGA》 VM7104(入力ボード) 《3G-SDI》 VM7404(入力ボード) |
アクセサリ | 《電源モジュール》 VM-PWR800-J (入力電圧:AC 100~240V、消費電力:最大負荷800W、動作温度:0~40℃) 《ファンモジュール》 VM-FAN556 (エアフロー:55.2cfm、動作電圧:10.2~12VDC、動作温度:-10~60℃) 《ラックマウントキット》 2X-034G(ショート、マウントアングル奥行:41~72cm) 2X-035G(ロング、マウントアングル奥行:68~108cm) |
注意 | ※1 VM3200のビデオインターフェースおよび対応解像度は、使用する入出力ボードによります。 ※2 HDMIからオーディオのディエンベデッドおよびアナログステレオオーディオ信号をHDMI信号にエンベデッドの両方に対応します。 ※3 対応する4K解像度は、3840×2160@30Hz(4:4:4)、3840×2160@60Hz(4:2:0)、4096×2160@30Hz(4:4:4)、4096×2160@60Hz(4:2:0)です。 ※4 対応する解像度および延長距離は、ご使用のHDBaseT対応エクステンダーに準じます。 |
マニュアル
ファイル名 | リリース日 |
video-matrix-control-app-user-manual-w.pdf (2.82 MB) | 2023-07-25 |
vm3200-vm3250-user-manual-w.pdf (10.17 MB) | 2023-06-06 |
vm_restful_api_2021-08-05.pdf (1.2 MB) | 2021-08-05 |
VM3200_VM3250_Japanese_20201111.pdf (4.26 MB) | 2020-11-11 |
クイックスタートガイド
vm3200_video_matrix_switch_qsg.pdf (1.88 MB)ファームウェア
説明 | バージョン | リリース日 | ファイル名 |
Firmware Upgrade | v2.2.212 | 2023-08-28 | vm3200_v2.2.212.zip |
Firmware Upgrade | v2.2.211 | 2021-05-14 | vm3200_v2.2.211.zip |
Firmware Upgrade | v2.1.208 | 2020-12-29 | vm3200_v2.1.208.zip |
Firmware Upgrade | v2.1.204 | 2020-10-29 | vm3200_v2.1.204.zip |
Firmware Upgrade | v1.4.139 | 2020-09-23 | vm3200_v1.4.139.zip |
Firmware Upgrade | v1.4.138 | 2020-05-08 | vm3200_v1.4.138.zip |
Firmware Upgrade | v1.4.135 | 2020-01-17 | vm3200_v1.4.135.zip |
Firmware Upgrade | v1.4.131 | 2019-08-19 | vm3200_v1.4.131.zip |
Firmware Upgrade | v1.3.129 | 2019-06-13 | vm3200_v1.3.129.zip |
Firmware Upgrade | v1.2.116 | 2019-03-27 | vm3200_v1.2.116.zip |
Firmware Upgrade | v1.1.107 | 2018-04-03 | vm3200_v1.1.107.zip |
Firmware Upgrade | v1.0.083 | 2017-04-05 | vm3200_v1.0.083.fw |
Firmware Upgrade | v1.0.068 | 2017-04-05 | vm3200_streaming_board_v1.0.068.zip |