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2023年2月14日

各位

ATENジャパン株式会社

 

ATEN製ドロワー製品のキーボード配列について

 

平素は弊社製品に格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

ATENジャパン株式会社にて販売しているATEN製ドロワー製品のキーボード配列の以下の仕様について、多くお問い合わせをいただいております。そのため、2023年2月時点で販売している製品すべてに共通する仕様を以下、ご案内申し上げます。

 

 

【対象製品】

2023年2月14日時点で現行で販売している日本語配列のドロワー製品すべて

 

【仕様】

・ JIS配列準拠

・ OADG109Aキーボード配列準拠

・ キー数 105キー

・ キーボードならびにタッチパッドは対応OSのドライバのみで動作し、別途製品用ドライバーは不要です

・ キー配列は、以下の通りとなります

 

【キーボード配列1: コンソールドロワータイプの場合】

 

仕様上、押しても反応しないキーがあります
1つはZキーの左隣のキーと、Scroll Lock右隣のキーです。 共にキーキャップに無印刷となっています。
これは、KVMドロワー製品の機能用にあるキーですが、コンソールドロワーには無い機能とのため、押しても反応しないようになっています。このキーに対して任意のキーをアサインする機能はございません。

 

【キーボード配列2: KVMドロワータイプの場合】

 

コンソールドロワーと異なり、2つの独自機能キーがあります。
赤枠にある通り、1つは本体設定用キー「KVM Hotkey」と、メニュー画面呼出し用キー「KVM OSD」のキーがあります。

また、キーボード上部にあるポート切り替えボタンの数や配置は製品によって異なります。


【その他 よくあるお問い合わせ】

以下は、配列の規格に対していただくご質問に対しての回答となります。

 

【 JISキーボード配列適合品との差異について】

「 JIS X 6002-1980情報処理系けん盤配列」にて規定された配列をベースとしています。

 JISキーボード配列適合品は、PC/AT互換機での動作を想定した設計では無いためETB/ETXなど、JIS配列では規定しているmodキーは削除し、英語101キーボード(ANSI INCITS 154-1988)の機能をベースにPC/AT互換機での動作をベースに設計しています。このため、Apple製品、Sun製品などで独自にあるF13キーやStopキーは配置せず本体設定を変更することで対応するようにしています。

上記仕様を加え、JISキーボード配列「準拠」としてATEN製ドロワー製品のキーボードは搭載しています。

 

【OADG109Aキーボード配列適合品との差異について】

OADG109Aキーボード配列とは違う点として、ATEN製ドロワー製品では「右alt」キー、「右win」キー、「右Ctrl」キーを排除し、ラックマウントができるよう業務用キーボードにて非常に高い評価を得ているCherry社のG80-1800シリーズをベースにしたキー配列への変更、Fnキーを搭載しています。削除されたキーについては、キースキャンは異なりますが、同等機能を持つキーが左手前側にすべてあるため、特定の用途に開発されたソフトウェアでの利用除き、一般的な事務用途、サーバー操作などでは制限なくご利用いただけます。

そのため、OADG109Aキーボード配列「準拠」としています。

 

【英語キーボード品の販売について】

ATENジャパンでは、コンソールドロワー、KVMドロワーの在庫品はすべて日本語配列のみとなります。

英語キーボードなどの各言語版のキーボードのドロワー製品をお求めの場合は、営業部までご相談ください。

(代表 : 03-5615-5810 または、 https://www.aten.com/jp/ja/contactus/)

 

【注意】

製品として予告なく仕様を変更することがございます。 

以上