2ポートDisplayPortデュアルディスプレイ ミニマトリックスKVMスイッチ(4K&マルチスクリーンコントロール対応)
CM1942
- 1か所のコンソール(USB/HDMIデュアルディスプレイ)から、DisplayPortコンピューター2台とUSB 3.1 Gen 1 周辺機器2台を操作可能
- 2種類のPC動作モード:
- シングルPCモード - 現在、KVMフォーカスがあるPCのコンテンツを両方のモニターに表示
- デュアルPCモード - KVMフォーカスにかかわらず、2台のPCのコンテンツを2台のモニターへと個別に表示 - 解像度 - 最大4K DCI(4096×2160@60Hz)に対応
- マルチスクリーンコントロール - マウスカーソルを画面の境界を越えて移動させることで、ビデオソースをスピーディーに切替
ハイブリッドワークが標準となりつつある今、課題解決の鍵はマルチタスク能力の向上にあります。複数の作業を同時に行う場合、生産性を確保するのは人間工学に基づくものです。また、遠隔地に散らばるチームとのコミュニケーションには、効果的なコラボレーションツールが欠かせません。CM1942 は、2 台のコンピュータ/ディスプレイ間で柔軟かつ無制限の KVM スイッチングを行い、ワークステーションの効率を最大限に高める、未来志向のミニマトリックス KVM スイッチです。CM1942 は、高速な周辺データ共有、オーディオミキサー、マルチスクリーン効率、ホットデスキングの俊敏性を備え、デスクトップタスクと共同作業の両方で合理化されたデスクトップワークフローにより、生産的でより良いノーマルを促進します。
卓越した4Kオーディオビジュアル性能
CM1942は、2台のDisplayPortコンピュータと2台のHDMIディスプレイへの接続により、デスクトップオペレーションを強化し、卓越した4Kオーディオビジュアルエンハンスメントによる優れたユーザーエクスペリエンスを提供します。
マトリックスKVM切替を容易にするデュアルディスプレイ設定
CM1942 のデュアルディスプレイ設定は、2x2 コンピュータ/モニタのマトリックスにおける KVM 切り替えを簡素化します。2 台のモニタに、現在の KVM フォーカスを持つコンピュータのメインおよび拡張デスクトップを表示することができます。同様に、KVMのフォーカスに関係なく、クロスオーバー構成でも各コンピュータのコンテンツをいずれかのモニタに個別に表示することができます。
直感的なバウンドレス切替でデスクトップ運用を効率化
CM1942は、マウスカーソルが画面の境界を越えて瞬時に別の画面に移動することで、2台のコンピュータを素早く切り替え、簡単にソースを切り替えることができます。
ネットワークの分離
KVMの素早い切り替えにより、各PCの操作をデュアルモニター上で独立または併用して行うことができます。
各PCのネットワーク設定を異なるグループ(インターネットと社内LANなど)にすることで、銀行やトレーディングセンターなど、脆弱性がなく安全性が求められる取引の場合、データセキュリティを強化し、分離された環境でのワークフローを実現することができます。
状況認識力を高めるオーディオミキサーモード
音は、マルチタスク中に状況をよりよく認識するための有用なアラートとして機能することができます。オーディオミキサーモードでは、どちらのコンピュータで作業しているかに関わらず、デスクトップ操作中に両方のコンピュータからの音声とサウンドをミックスして1つの出力にすることができます。
柔軟なポート選択
CM1942のポート切り替えは、プッシュボタン、ホットキー、マウス、リモートポートセレクターから、お客様のワークフローに最適なものを選択することができます。
周辺機器の共有
コンピュータ間のメディアやデータの共有は、KVMスイッチのUSBハブにハードディスク、フラッシュドライブ、プリンタなどをプラグアンドプレイで接続することにより、高速かつ容易に行うことができます。
適用シーン
コンパクトなCM1942は、様々なシーンにおいて効率的にタスクをこなすことが可能な、高効率デスクトップワークKVMです。
ハイブリッドワーカー/チームでの連携作業
「ワークライフ・バランスを取り戻したい」という要望によって、人々の働き方に新しい優先事項、そして多様性に焦点を置いた新しい体制が反映されるようになりました。いつでもチームメンバーと繋がれる状況でリモートワークができるようになったことは、ニューノーマル環境における成功事例の1つです。
デュアルPCモードでは、2台のコンピューターの2つの異なるタスクを別々に同時実行し、1組のキーボード/マウスと2台のモニターから切り替えて操作できるため、作業効率が大きく向上します。
ホットデスクワーク/ハイブリッドワークを導入した職場
ハイブリッドワークの導入が普及したことにより、多くの企業がチームや部門を超えた働き方をするため、フリーのワークスペースが配置されるようになってきています。
CM1942を導入すれば、シフトが異なる従業員に対して、デスクを個々に割り当てる代わりに、コンピューターとモニターをあらかじめデスクに設置し、従業員間で同じワークスペースやワークステーションを共有して、プラグアンドプレイで業務に取り掛かれる環境を用意できます。
金融アナリスト/集中データの相互参照
CM1942は、2台のコンピューター間でマルチタスクを実行し、2台のディスプレイで各種コンテンツ作成やソース監視を行うユーザー(例:金融や市場の分析のために取引指標や売上表を取り扱うユーザーなど)に有用なデバイスです。
このようなマルチコンピューターの機器構成は、ダウンタイムや潜在的な機器故障に起因する財務損失を回避するためのバックアップとして機能させることもできます。
ホームオフィス/仕事とプライベートを臨機応変に切替
在宅での業務が続く中、自宅を快適な作業スペースにするためにCM1942を利用することは非常に有効的であり、ワークライフのバランス維持に抜群の効果を発揮します。2台のコンピューターを1組のキーボード、マウス、デュアルディスプレイで共有し、仕事用と娯楽用をそれぞれ切り替えて使えるようにすることで、在宅ワーク環境でも仕事とプライベートを両立できます。
エンジニア/生産的なソフトウェア開発
マルチモニターを取り入れた開発環境の整備は、真の生産性向上につながります。コード編集作業と実行可能ファイルのビルド処理を分離すると、異なるコンピューターで異なるタスクを実行しながら、2画面でチェックやデバッグをタイムリーに行うことができるため、大変効率的です。
CGデザイン/ワークフローの最適化
マルチメディアデザイナー・CADエンジニア・ビデオグラファーなどのクリエイティブ職は、画像レンダリングや写真編集、画像取り込み、フッテージ編集といった制作タスクで多くのデータを扱うため、複数のモニターを併用しながら2台のコンピューターでマルチタスクを行う環境がよくあります。CM1942は、このようなシーンで特に真価を発揮します。好きなタイミングでコンピューターを切り替えられるため、様々なタスクを並行して作業する事で生産性の向上が期待できます。
同梱品
- DisplayPortケーブル×4
- マイクケーブル×2
- スピーカーケーブル×2
- USB 3.0 Type-A→Type-Bケーブル×2
- ワイヤードリモコン×1
- 電源アダプター×1
- クイックスタートガイド×1
CM1942は、2ポートDisplayPortスイッチに2ポートUSB 3.1 Gen 1ハブを組み込んだ2ポート DisplayPortデュアルディスプレイ ミニマトリックスKVMスイッチです。
4K解像度をサポートし、マウスを各PCの画面間で移動させるだけでコンピューターの切替を実現する「マルチスクリーンコントロール」機能を搭載した本製品は、グラフィックデザイン、金融取引、ビデオポストプロダクションなど、マルチタスクが不可欠なシステム向けに適したソリューションです。
- 1か所のコンソール(USB/HDMIデュアルディスプレイ)から、DisplayPortコンピューター2台とUSB 3.1 Gen 1 周辺機器2台を操作可能
- 2種類のPC動作モード:
- シングルPCモード - 現在、KVMフォーカスがあるPCのコンテンツを両方のモニターに表示
- デュアルPCモード - KVMフォーカスにかかわらず、2台のPCのコンテンツを2台のモニターへと個別に表示
- 解像度 - 最大4K DCI(4096×2160@60Hz)に対応
- コンピューターの選択方法 - プッシュボタン、ホットキー、マウスホイール、マウスカーソル、ワイヤードリモコン
- マルチスクリーンコントロール - マウスカーソルを画面の境界を越えて移動させることで、ビデオソースをスピーディーに切替
- Video DynaSync™ - ATEN独自のテクノロジーにより、ブート時における表示の問題を回避し、ポート間の切替時の解像度を最適化
- オーディオミキサーモード - 最大2系統の音源を1系統のオーディオ出力としてミキシング
- DisplayPort 1.2、HDMI、HDCP準拠
- SuperSpeed 5Gbpsデータ転送速度の2ポートUSB 3.1Gen 1ハブを内蔵
- 電源状態検知機能
- コンソールマウスポートのエミュレーション/バイパス機能 - 大半のマウスドライバーと多機能マウスをサポート
- コンソールキーボードエミュレーション/バイパス機能 - 大半のマルチメディアキーボードをサポート
- 多言語キーボードマッピング - 英語、フランス語、日本語、ドイツ語の各キーボードをサポート
コンピューター接続数 | 2 |
ポート選択 | ホットキー、プッシュボタン、マウスホイール、マウスカーソル、ワイヤードリモコン |
コネクター | |
コンソールポート | USB Type-A メス×2 HDMI メス×2(Black) 3.5 mm オーディオジャック メス×2 (Green、フロント×1、リア×1) 3.5 mm オーディオジャック メス×2 (Pink、フロント×1、リア×1) |
KVM(コンピューター)ポート | USB 3.1 Gen 1 Type-B メス×2 (Blue) DisplayPort メス×4(Black) 3.5 mm オーディオジャック メス×2(Green) 3.5 mm オーディオジャック メス×2 (Pink) |
リモートポートセレクター | 2.5 mm オーディオジャック メス×1 |
電源 | DC電源ジャック×1 |
USBハブ | USB 3.1 Gen 1 Type-A メス×2(Blue、フロント×1、リア×1) |
スイッチ | |
ポート選択 | プッシュボタン×3 |
LED | |
オーディオ | 2(Green) |
KVM | 2(Orange) |
USB | 2(Green) |
操作モード | 2(Orange) |
エミュレーション | |
キーボード/マウス | USB |
解像度 | 4096×2160 @ 60 Hz |
スキャンインターバル | 1~99秒(デフォルト:5秒) |
消費電力 | DC12V:11.58W:97BTU |
動作環境 | |
動作温度 | 0~40℃ |
保管温度 | –20~60℃ |
湿度 | 0~80%RH、結露なきこと |
ケース | |
ケース材料 | メタル |
重量 | 0.64 kg |
サイズ(W×D×H) | 260×71.8×42.5 mm |
データシート
cm1942_v01j.pdf (676.48 KB)クイックスタートガイド
cm1942_kvm_switch_qsg.pdf (1.21 MB)ファームウェア
説明 | バージョン | リリース日 | ファイル名 |
Firmware Upgrade | v1.0.066 | 2023-05-03 | cm1942-v1.0.066.zip |
Firmware Upgrade | v1.0.063 | 2022-09-15 | cm1942_v1.0.063.zip |