サーバールームとデータセンターは、効果的に運用するために最高のIPと液晶コンソールKVMに依存しています。しかし、故障したサーバーがKVMに接続されていない場合には接続の欠如が起こり、さまざまなストレスの原因になります。

台湾に本拠地を置く有名なコンピューターシステム統合サービス会社でIT保守エンジニアを務めている林氏を例に説明します。林氏は、台湾の北部と南部の顧客向けに小売店のPOSマシンのサーバーを保守する業務を担当しています。以下の事例は、サーバーがネットワークに接続されていない場合に、林氏をはじめほとんどのIT保守エンジニアが直面する厄介な問題です。

1. VNCがハードウェアまたはOSレベルの問題を解決不可能

VNCインストールはセキュリティリスクを伴う場合があるため、故障したサーバーのサイトへ出張する必要があります。これは、場合によって一日に複数のサイトを訪れることになり、非常に疲れます。

2. 重くてかさばるクラッシュカート

液晶コンソールのスペースが限られているか、リモートサーバーサイトにネットワークアクセスがない場合、大きくてかさばるクラッシュカートが唯一の選択肢であることがよくあります。さらにストレスになりうる原因として、故障したサーバーへ到達できない狭い通路にあることがクラッシュカートの課題です。

3. 設備を外部またはリモートの保守場所に持参

クラッシュカートのスペース確保のために利用できない場合、林氏はサイトごとに重い修理設備を運ぶか、それを宅配便で送る手配をしなければなりません。これらの前準備は通常、2時間以上かかることがあります。そして、必要な設備を持参しなかったことが判明した場合、多くの時間と労力の無駄となります。

クラッシュカートを現場に置かないIT保守作業は、時間と人手を浪費することになる。

4. 修理セッションの記録制限

ビデオスナップショットや操作の記録は、さらなるトラブルシューティング、変更された設定の記録、またはトレーニングのために必要な場合があります。また、修理を実行する下請け業者の場合、サーバーの保守は常に監視する必要があります。しかし、セキュアなサーバールームではカメラや携帯電話の持ち込みを許可しない場合があり、監視カメラシステムを介してキーボード/マウス操作や詳細なサーバー構成を記録できないことがあります。

ATEN CV211 作業時間を短縮・効果を高める

林氏は、ATEN CV211 ラップトップ USB KVMコンソール クラッシュカートアダプター ITキット を米国の同僚から勧められ購入した結果、このデバイスが彼の作業に良い影響を与えることになりました。このデバイスは、クラッシュカートの欠点を完全に排除し、ノートPCをターゲットサーバーのデスクトップPCに直接接続し、瞬時のBIOSレベルのアクセスを取得できるようになりました。

林氏は「CV211を使用することで、ホストの状態を5分以内で確認できるようになりました」「これは作業時間を短縮するだけでなく、全体的な作業を大幅に向上させます」と話しています。

携帯可能なCV211は、一日に複数の修理サイトを訪れる林氏のような出張型のIT保守エンジニアにとって最適な選択であり、コンパクトなサイズとケーブルクリップにより持ち運びが非常に簡単です。

※CV211は2018年4月12日に販売終了しました。後継機CV211CPをご利用ください。

CV211には便利なベルトクリップが付属しており、トラブルシューティングの際に簡単に装着することができます。

組み込みのバーチャルメディア機能を備えたCV211は、ファイルアプリケーション、OSのパッチ適用、診断テスト、ソフトウェアインストールをCV211の直感的なGUI（グラフィカルユーザーインターフェース）を介して簡単に行えるようにし、高速なリモートアクセスを提供します。また、双方向のファイル転送とホットキーのマクロもサポートしています。

さらにIT保守エンジニアは、CV211がUSB 2.0とVGAコンポジットケーブルを介したスナップショットやビデオ記録アプリケーションを備えているため、画像/ビデオクリップをノートPCに保存できることから、IT保守の効率向上に寄与して監視の問題を克服できるようになるでしょう。

※CV211は2018年4月12日に販売終了しました。後継機CV211CPをご利用ください。

CV211スナップショット機能：非常に便利なツールバーが操作を簡単にします。