ラボにおけるデジタル化
とある日本の主要な臨床試験プロバイダーは、専門的な分析や医学研究を含む包括的な検査サービスを提供しています。ここでは、医療情報のデジタル化に対応し、食品衛生検査、環境分析、遺伝子解析などの新しい分野への拡大を図るべく、研究と分析のワークフロー効率化を目指していました。しかし、冷却分析装置などの特殊なデバイスには、シリアルインターフェースはあるもののLANポートは搭載されていないため、かなりの部分の医療データを手作業で収集しなければなりませんでした。このことは、データ入力時のヒューマンエラーのリスクを高めるだけでなく、解析結果が遅れたり、患者や医師が長時間の待機を余儀なくされたりする要因にもなっていました。この課題を克服するために、ラボではシリアル→イーサネット接続を介してデバイスをネットワーク対応にし、結果を統合電子カルテ(EMR)システムに直接送信できるソリューションを必要としていました。

シリアル→イーサネット接続を実現するSN3001を各拠点のラボに配置することで、すべてのデータを統合EMRシステム経由でリモート収集・分析することができるようになりました。
ATEN KVM セキュアデバイスサーバーで実現
接続図

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